【社長ブログ①】今さら初投稿です…

弊社のブログをお読みくださりありがとうございます!

地域・観光マネジメントの代表をしております、塚本昌紀と申します。

2015年の11月に創業し、もう8年近くになりますが、今さらの社長ブログ初投稿です…

初投稿は何を書こうかと悩みましたが、私がこの仕事を始めたきっかけを書こうと思います。

高校まで何になりたいでもなくただの歴史好きなサッカー少年でした。何になりたいでもなく漠然と社会科の教師にでもなろうと、大学では西洋史を専攻予定でしたが、進学した大学で文化人類学という学問に出会い、私の人生は一変しました。

人類学は書物からだけでなくそこで生活する「人々」から話を聞き、それを構造化する学問です。

私が師事した教授は「書物をよんでいる暇があったら現地で調査をしなさい」常々おっしゃっていました。

そんな恩師のもと、初めは戸惑いましたが、私はどんどん地域の人々の中に入っていくフィールドワーカーとなっていきました。

卒業研究では、明治~昭和初期まで富山県黒部市の生地地区から北方領土に移住していった人たちの文化復元をテーマにいたしました。

アルバイトで貯めた貯金を使って、北海道の根室や羅臼に調査に行き、当時の生き残りの漁師や2世、3世から聞き取り調査を行いました。大学生の道楽だと最初は取り合ってもらえませんでしたが、めげずに何度も通っていくうちに仲良くなり、貴重な話を聞かせていただきました。

【大学時代…20キロ痩せてました】

この卒業研究を通じてわかったのが、ガイドブックにも載っていない漁師たちの話や生活が私にとってとても魅力的でり、地域の宝であると感じました。こうした地域の人々の生活は他の地域の人たち(とりわけ都市部の人々)にとってはとても魅力的な観光資源ではないかと感じました。

大学を卒業するころには、こうした魅力的な地域の人々の生業・文化を観光という手段で磨き上げ、新たなビジネスにしたいと考えるようになりました。

一度は会社員として働きますが、やはり地域でのビジネスをあきらめきれず、新婚旅行で妻と訪れたトルコで、あらためてその気持ちが強くなりました。

【2013年トルコのカッパドキアにて】

2015年に大学時代の同級生である伊藤理事とともに一般社団法人地域・観光マネジメントを立ち上げて地域の魅力を活かした観光ビジネスを始めました。

今後、少しずつ更新していきますので、よろしければ今後もお付き合いください♪