路面電車歴史探訪ツアーを実施いたしました♪

3月21日は「路面電車歴史探訪ツアーを実施いたしました。
新型コロナウィルス感染拡大の重なったため、「~老舗料亭の昼食付~ 歴史ロマンの旅」の1コースのみの催行となりましたが、晴天に恵まれ、絶好の街歩きツアー日和となりました。

まずはお客様と南北接続した富山駅を見学!南北接続に伴い乗り場も増えています。
いつも乗りなれた路線ですが、添乗員は乗り間違えないかドキドキです。

「電気ビル前」で下車した後、古地図を持って出発です!

ちなみに、富山は戦時t中に、空襲にあっているため、電気ビルは戦前から残る貴重な歴史的建造物です。

ドラマのロケ地にもなっています。

 

桜橋を渡って一行は「木町の浜」へ

あまり知られていませんが、昔は物資を乗せた船が海からここまで上がってきていたとのこと。

 

ガイドの堀さんは、郷土史研究家であり、知られざる昔のエピソードがどんどん飛び出します。

弊社のオフィスがある北新町も明治から昭和の初期までは料亭が立ち並ぶ繁華街だったそうです。

 

旧富山東遊郭のあった東町へ

昼食は大正年間から続く料亭加賀家へ。
料理をいただきながら、3代目となる女将さんに昔の話を聞きました。女将さんが来た頃には60人近い芸者さんがいたとのこと。

昼食後は鼬川の延命地蔵尊を見学しつつ、中教院へ。日本一小さい神社といわれる中教院の成り立ちや、寺院が密集する梅沢町エリアの関係など参加者の皆さんは興味深く聞いてくださいました。

富山市ガラス美術館の前で思わず「パシャリ」
今まで富山駅の北側を走っていたポートラムが西町交差点に!
改めて路面電車の南北接続を実感した瞬間でした。

 

今回の旅はここまでですが、ガイドの堀さんから、なぜ富山城から見て南東の位置に「西町」という地名があるのか?
という意味深な言葉をいただきました。

路面電車の駅名にもなっており、今まで気にしていませんでしたが、確かになぜお城から見て南東方向なのに「西町」なのか…

 

これはおもしろい題材だなと思い、堀さんに第2弾を打診すると快く引き受けてくれましたので、近日中に第2弾のまち歩きツアーを企画いたします!